鬱になったらまず知っておきたい鬱の概要と鬱抜け術

みんな風邪を引いたら薬を飲んで
怪我をしたら手当てするのに
心の傷に関しては、なんの対応もせず
放置していることがとても多いです。

心の傷って基本的には
熱が出るわけでもないし
傷がついているわけでもない。

しかし、目に見えない傷ってあるんです。

「胸が張り裂けそう」
という表現があるように
ストレスは「痛み」を感じさせます。

その痛みを蓄積していくと
心がシャットダウンします。

具体的に言えば、
鬱や自律神経失調症などの
精神疾患という形であらわれます。

今回は、僕も経験した
「鬱」の解説と対処法を紹介します。

今まさに、鬱状態の人は
この記事に書かれていることを実践するだけでも
かなり快方に向かう確率が高くなるので
どうぞ最後までお付き合いください。

 

鬱とは心の骨折である

鬱に対して理解が浅かった時代は
「鬱なんて心の風邪だろ」
という風潮がありましたね。

今ではそういった理解の人は
少ないと思いますが
まだまだ正確に理解できている人は
少ないのではないでしょうか?

鬱は例えて言うなら、
「心の骨折」です。

脚を骨折しているのに
歩き続ける人なんていませんよね?

歩き続けたら余計に痛めたり
変な治り方をして
まともに歩けなくなってしまします。

目に見えないからと言って侮れません。

 

鬱になったらどんな症状が起きるの?

実際に鬱になったことのない人からすれば
どんな症状が出るのか分かりにくいと思うので
一般的に言われていることと
僕が実際に体験した鬱の感覚を紹介しますね。

 

鬱の一般的な症状

1) 自分で感じる症状
憂うつ、気分が重い、気分が沈む、悲しい、不安である、
イライラする、元気がない、集中力がない、好きなこともやりたくない、
細かいことが気になる、悪いことをしたように感じて自分を責める、
物事を悪い方へ考える、死にたくなる、眠れない
2) 周囲から見てわかる症状
表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着かない、飲酒量が増える
3) 体に出る症状
食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛、肩こり、
動悸、胃の不快感、便秘がち、めまい、口が渇く

厚生労働省より引用

 

僕が体験した鬱の症状

僕も鬱になったひとりです。
あの頃はまだ会社員でバリバリ働いていました。

しかし、体に鬱の兆候はすでに出始めていました。
まとめるとこんな感じです。

  • 夜は1時間に1回は目が覚める
  • 体は、ずっと重く怠い
  • 食欲がない(食べたくないけど、とりあえず食べる)
  • 簡単な暗算ができなくなる
  • ずっと何かを考えている感覚で頭がスッキリしない
  • 死について考えることが多くなる

ある日、いつも通り職場に向かっていると
心臓が張り裂けんばかりにドクドクと鳴り始めて
涙が止まらず、強烈な不安に襲われました。

その当時僕はパニック障害も併発していたようで
津波のような大きな不安に
飲み込まれるようになっていました。

そして、結局、鬱とパニック障害と診断され
休職を余儀なくされました。

 

とにかく休息が必要

心療内科で鬱と診断されると
大抵の場合、「休みましょう」
という当たり障りない言葉が返ってきがちです。

しかし、それだけでは
どう休んだら良いのか分かりませんよね。

鬱の時には、この「休む」という
概念を変える必要があると
僕は考えています。

 

みんな誤解しがちな「休む」の概念

先に言っておきますが、
ここができていないと
さらに苦しむことになります。

まず、「休む」とは
自宅で安静にすることではありません。

むしろ、外に出て行きたいところに行き
やりたいことをやることが
心にとっての「休む」ということです。

しかし、この「休む」という
概念を理解していないと
正しく休むことができなくなります。

 

真面目がゆえにきちんと休めない

鬱になる人って真面目な人が多いんです。
真面目だからこそ、鬱になると言っても
過言ではありません。

真面目な人が鬱になって
仕事などができなくなると
そんな自分を責めてしまいます。

「仕事もせずに、外に出て遊ぶことなんてできるわけがない」

そう考えてしまいがちです。

その結果、家に引きこもっていても治りは遅いですし
むしろ、自己嫌悪の気持ちが強くなり
症状が悪化することに繋がりかねません。

ですから、まずは、
外に出たりして、やりたいことをやることが
一番の快方への近道なのだということを
認識する必要があります。

 

犬太がオススメする鬱から抜け出す方法

鬱の時は起き上がるのもやっと、
という状態の場合もあります。

そんな時に外に出たりすることは難しいですよね。

そこで、僕がお勧めしたいのが
家で簡単にできるメンタルケアです。

以下にその方法をまとめてあるので
参考になさってください。

インドア派に朗報!書くだけのメンタル強化術4選!

本当に書くだけで充分な効果があります。
鬱の時って反芻思考という
グルグル同じ悩みを繰り返して
考えてしまう状態になっています。

その反芻思考を止める役割も果たしてくれるでしょう。

習得すれば一生モノ!悩みを軽くする他者視点を手に入れる3つの方法

鬱になった時や落ち込んでいるときって
どうしても、自分目線で物事を考えがちです。
そこで、他者視点を会得することで
客観的に物事を捉えられて気分が楽になります。

なぜ親切にすると幸せになるのか

鬱の時に意外と効果があるのは
他人に親切にすることです。
自分の苦しみをどうにかしようと考えがちですが
それよりも、親切を心がけると快方に向かう可能性が高まります。

どれも鬱の時にある程度効果を発揮してくれるでしょう。

 

そして、ある程度気持ちが安定してきたら
外に出ましょう。

 

日光を浴びることでメンタルを改善する

日光を浴びたほうが良いことを
知っている人は多いものの
具体的にどのような作用があるのか
わかっていない人が多いです。

日光を浴びるとビタミンDが分泌されます。
ビタミンDは脳の神経系に作用して
メンタルを安定させてくれる効果があるので
鬱の場合などは積極的に浴びたほうが良いのです。

それでは日光浴に最適な
時間帯や頻度などを紹介します。

 

日光浴に最適な時間帯

日が一番強い正午を狙いましょう。

日光浴の時間

だいたい20分前後が目安です。
あまりにも日に当たり過ぎると
皮膚ガンの原因にもなるので
気を付けましょう。

日光浴の頻度

できる限り毎日行いましょう。
いきなり毎日は難しいと思うので
週1~2回程度から始めても良いと思います。

 

日光浴で気分が回復した事例

僕に相談してくれたクライアントさんで
外に基本的に出たくなくて
日光を浴びることがほとんどない方がいました。

そこで、
「とりあえず、日光浴びるようにしてみ?」
と、アドバイスをしたところ
すぐに気分が良くなり活力が湧いてきた
ということがありました。

意外と即効性があるなと感じました。

しかし、夏場などは日中外に出ずらいので
朝や夕方を狙って少し時間を多めにとって
日光浴すると良いでしょう。

 

慣れてきたら、森林セラピーロードへ行こう!

ストレス解消法などでも
森林浴が良いことは広く知られています。

そこで、より効果的に森林浴の効果を得るために
森林セラピーロードに行ってみるのも良いでしょう。

森林セラピーロードとは、

  • 安全に森林浴を楽しめるか?
  • ストレス解消の効果が得られるのか?

という2つの基準を専門家が満たしていると
判断した森林浴スポットのことです。

現在全国に60カ所あり、
あなたの住んでいる地域にもあるかもしれません。

最寄りの森林セラピーロードを探す

僕の住んでいる地域の近くにはなかったので
行ったことはまだないのですが
行く価値はあると思います。

 

鬱から抜け出す時に役に立つ書籍

鬱から抜け出すときに
役に立つのは本です。

僕自身、外に出られず部屋で悶々としていた時に
本を読むようになりました。

何かしていないと自己嫌悪で
気分が悪くなりそうだったからかもしれません。

しかし、本を読んだおかげで
いつの間にやら、鬱の症状が改善していったんです。

そこで、僕がその当時読んでいた本の中で
役に立ったものを厳選しましたので
参考になさってください。

 

人生観を変える本

鬱の時って自分が持っている
マイルールに縛られて
思考がガッチガチになっています。

そんな中、人生観を変えてくれた本を紹介します。

【いいかげんに生きる】

いいかげんに、生きる

この本は、僕が所属している
心屋の創設者である心屋仁之助さんが書いた本です。

社会人になって頑張り過ぎて
鬱になった僕の人生観を
まるっと変えてくれました。

 

【嫌われる勇気】

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

この本は何度も読み返しました。
そして、人との関わり方や生き方を学べました。
読んでおいて絶対に損しない本だと思います。

 

ストレス解消法を学べる本

【自分で心の手当てをする方法】


NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法

この本には具体的な
ストレスの解消法が28個掲載されています。

どれも科学的信憑性の高いものばかりなので
安心して実践できます。

僕はこの本で他者視点の方法を初めて学びました。
今でも、その知識は活きています。

 

僕が実践した鬱抜けの方法

それでは、最後に
僕が実践した鬱抜けの方法を紹介しますね。

全て実体験で、
この方法を試したから僕は鬱から抜け出せた
と言っても過言ではありません。

 

鬱抜け方法①:トイレ掃除

え?と思った方もいるかもしれませんが
これ、本当に効きます。

この方法のポイントは誰にも頼まれてないのに
トイレ掃除を徹底的にやるということです。

僕の感想ですが
頼まれてもないのに
トイレを掃除すると親切心に繋がります。

次に使うであろう人のために
ピカピカに掃除するのは
親切心を養うことができ
その結果、鬱状態が改善していったと感じています。

「鬱になってしまった、
こんな自分にもやれることはあるんだ」

そう感じられたことが、
快方に向かった要因でしょうね。

 

鬱抜け方法②:読書

鬱で休職しているときは時間があったので
読書をするようにしていました。

読書をしているうちに
前章でも取り上げたような
人生観を変えてくれる本に出会えます。

そして、読書を通して
様々な考え方を身につけられたお陰で
悩むことが少なくなっていったという印象です。

 

鬱抜け方法③:バイクに乗って自然を感じに行った

これは、僕ならではの方法だったかもしれませんが
注目してほしいのはバイクではなく
自然を感じたという点です。

僕は、ある程度回復したら
バイクの免許を取って
山の中をバイクで走るようになっていました。

そして、必然的に自然と触れ合ったことで
森林浴をしているような状態になっていました。

今思えば、バイクに乗ってみたいと思っただけなのに
鬱に効果的な状態を作り出せていました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回の記事で改めて
鬱への理解と対策の仕方を知って頂ければ幸いです。

今回の要点をまとめておきますね。

  • 鬱は心の「骨折」である
  • 「休息」の概念を変える
  • まずは自宅でできるメンタル改善法を試す
  • ある程度回復したら外で日光浴を1日20分前後
  • 森林セラピーロードを活用するのもあり
  • 意外とトイレ掃除も効果がある
  • 読書で様々な考え方に触れてみる

今回の記事で取り上げた鬱の治し方は、ごく一部です。

世の中には他にも様々な効果的な改善方法があります。
今後も随時紹介していくのでよろしくお願いします!

それでは、また次回お会いしましょう!